フレキシブルホースの正しい取り付け方

屈曲部分にエルボを使用して、チューブは真直に取り付けてください。

過度な屈曲はチューブを痛めます。

小さな曲げ部分にはパイプを使用して、チューブは許容曲げ半径を維持してお使いください。

無理なU字S字配管での使用はチューブの寿命を著しく縮めま す。

エルボの使用と、U字配管になるようにチューブの取り付けを行います。

連続的に屈曲する箇所は、特に注意が必要です。

ホースの動きに同調する回転ローラを取り付けることにより、無理な屈曲は避けられます。

連続的な水平運動のため、チューブがねじれるような屈曲荷重は大変危険です。

半円の滑車を取付けて、許容範囲を維持して下さい。

過度な屈曲は、チューブを破損します。

ロール巻きチューブの許容曲げ半径を維持して、引っ張り方向に対して無理のない形にロール巻を立てて下さい。

ロール巻にしたホースの一方を、引っ張って使用しないで下さい。

回転ジョイントを取付けて、チューブをねじらないようにしてください。

チューブの取り付け部分に回転運動を伝えると、チューブがねじれます。

チューブの取付は、運動方向に対して常に平行になるように取付けてください。

チューブを取付の時に両端が運動方向と違った位置の場合は、ネジレを起こします。

    

共通注意事項

•チューブがねじれるような取付はしないでください。破損の原因になります。

•曲げ部分の半径は、動きのある配管では各種チューブの「動きあり」曲げ半径を、繰返しの動きがない配管では「固定」曲げ半径を下まわらないようにしてください。

•配管接続の際、フランジ形の場合には固定フランジ側から接続してください。また、ねじ形の場合にはニップルを先に接続してからユニオンをねじ込んでください。

•増し締めは必ずユニオン側で行ってください。その際ホースをねじらないようご注意ください。

•一部の製品にはガスケット(ノンアスベストパッキン)が標準で付属されています。標準付属品以外のガスケット(パッキン)をご使用されますと、漏れる場合があります。交換を行う場合はご連絡ください。

•フランジのボルトナットは片締めにならないよう、対角に締めてください。

•フレキを引張ったり縮めたりして配管しないでください。

•高温流体の場合、やけど等の事故防止対策を必ず行ってください。

•運送時の振動などでフレキの全長が短くなる場合があります。ご指定の寸法より1.5%以上短くなっている場合は弊社までご連絡ください。